平成18年度卒業研究内容


大 学 院


風車に関する研究

駒田 博仁

 風車(主に風力発電)に於いて誘導速度を考える際、回転面に対して相対風が正対して流入する事は稀であり、常に外乱を受け斜め流内に於ける稼動となる事が多い。この為、誘導速度を算出するにあたり、斜め流内に於ける誘導速度を算出できる事が必要となる。本研究では以上の事より斜め流に対する誘導速度の算出法を考える。


学 部


 竹トンボの飛行に関する研究

椿 元宏

竹とんぼとは、古来より伝わる日本の伝統玩具である。しかしながら、未だ飛行特性は解明されていない。本研究では、竹とんぼの飛行が、ヘリコプタや風車のオートローテイション状態と同様であるので、回転翼により発達してきた理論を適用して工学的な立場から飛行特性を解明する。


 ボブスレーの運動に関する研究

吉田 勝博

スパイラルコースを滑走するボブスレーの運動特性を解析する。

 回転翼に関する研究

石井 裕、近藤彰

低速で飛行する飛行機など特殊な飛行条件下において使用されるプロペラの開発を行う。例えば低速で飛行し最小のパワで駆動され設計点で最大の推力を出せるようなプロペラの形状の設計方法などの研究開発を行う。


 地面効果に関する研究

三枝 永

航空機、特に回転翼機が地面近くでホバリング及び前進飛行している時に地面が機体の空力特性にどのような影響を与えるかについて解析と実験を行う。


 ソーラープレーンに関する研究

稲田 賢、禹 鐘雄

ソーラーエネルギを利用して飛行できるソーラープレーンの設計開発を行う。長期にわたりの低速で定常旋回飛行ができるソーラープレーンの機体および推進装置の設計開発を行う。

善知鳥(ウトウ)の飛行に関する研究

佐藤 理央

海の中を泳ぐことができる善知鳥の飛行特性を解析する。

 トビヘビの飛行に関する研究

永井 裕士

木の上部から滑空飛行するトビヘビの飛行特性を解析する。

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