平成22年度卒業研究内容


大 学 院


  竹トンボの飛行に関する研究

宇 佐 美 拓 也

竹とんぼとは、古来より伝わる日本の伝統玩具である。しかしながら、未だ飛行特性は解明されていない。本研究では、竹とんぼの飛行が、ヘリコプタや風車のオートローテイション状態と同様であるので、回転翼により発達してきた理論を適用して工学的な立場から飛行特性を解明する。


学 部


最適回転翼に関する研究

松 本 大 輔

低速で飛行する飛行機など特殊な飛行条件下において使用されるプロペラの開発を行う。例えば低速で飛行し最小のパワで駆動され設計点で最大の推力を出せるようなプロペラの形状の設計方法などの研究開発を行う。


地面効果に関する研究

神 野 洋 介

航空機が地面近くでホバリング及び前進飛行している時に地面が機体の空力特性にどのような影響を与えるかについて解析と実験を行う。


 柔軟構造の翼の空力特性に関する研究

上 杉 宏 樹

柔軟な構造で作られている翼は、自重や空気力により容易に翼型の変形や翼の変位が起こる。この変形や変位が翼の空力特性にどのように影響するかについての計算方法の開発や実験を行う。


  ソーラープレーンの設計に関する研究

須 山 涼 介、 早 川 智 明

ソーラーエネルギを利用して飛行できるソーラープレーンの設計開発を行う。長期にわたりの低速で定常旋回飛行ができるソーラープレーンの機体および推進装置の設計開発を行う。

 トビウオの飛行に関する研究

飯 山 清 久

トビウオは、魚類のなかでも翼として機能するよく発達した大きな胸鰭と腹鰭を持っている。そして尾鰭の下葉を用いて海面上を助走し、初速度をつけて離水し、ほぼ水平に滑空飛行を行うことができる特殊な魚である。この水平滑空飛行するトビウオの飛行・空力特性について解析と実験を解析する。

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