平成24年度卒業研究内容


大 学 院  


 柔軟構造の翼の空力特性に関する研究

上 杉 宏 樹

柔軟な構造で作られている翼は、自重や空気力により容易に翼型の変形や翼の変位が起こる。この変形や変位が翼の空力特性にどのように影響するかについての計算方法の開発や実験を行う。


学 部


風車の空力特性に関する研究

佐 藤 拓 朗

大型の風車は、翼の半径が大きく、翼の自重や突風に対して変形しやすくなる。翼の変形による空気力の変化や効率の低下が起こる。変形を考慮した風車の翼の空力特性を解明する。


 竹トンボの飛行に関する研究

萩 原 一 貴

竹とんぼとは、古来より伝わる日本の伝統玩具である。しかしながら、未だ飛行特性は解明されていない。本研究では、竹とんぼの飛行が、ヘリコプタや風車のオートローテイション状態と同様であるので、回転翼により発達してきた理論を適用して工学的な立場から飛行特性を解明する。


 トビウオの飛行に関する研究

大 橋 宗 幸、千 田 康 太

トビウオは、魚類のなかでも翼として機能するよく発達した大きな胸鰭と腹鰭を持っている。そして尾鰭の下葉を用いて海面上を助走し、初速度をつけて離水し、ほぼ水平に滑空飛行を行うことができる特殊な魚である。この水平滑空飛行するトビウオの飛行・空力特性について解析と実験を解析する。

 野球ボールの空力・飛行特性に関する研究

岡  竜 平、田 中 優 太

野球ボールは、与える回転数や角度や縫い目に位置により軌道が変化する。その回転数、角度や表面粗さがどのようにボールに及ぼす影響かを運動方程式を導き出して解析し、ボールの軌道を解明する。


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