平成25年度卒業研究内容


大 学 院  


 風車の空力特性に関する研究

佐 藤 拓 朗

大型の風車は、翼の半径が大きく、翼の自重や突風に対して変形しやすくなる。翼の変形による空気力の変化や効率の低下が起こる。変形を考慮した風車の翼の空力特性を解明する。


学 部


 ソーラープレーンの設計に関する研究

中 村 壮 一、仁 科 光 平、細 野 駿

ソーラーエネルギを利用して飛行できるソーラープレーンの設計開発を行う。長期にわたりの低速で定常旋回飛行ができるソーラープレーンの機体および推進装置の設計開発を行う。

 竹トンボの飛行に関する研究

郡 司 龍 一、山 口 翔 太

竹とんぼとは、古来より伝わる日本の伝統玩具である。しかしながら、未だ飛行特性は解明されていない。本研究では、竹とんぼの飛行が、ヘリコプタや風車のオートローテイション状態と同様であるので、回転翼により発達してきた理論を適用して工学的な立場から飛行特性を解明する。


 ダイナミックソアリングに関する研究

野 卓、野 沢 佑 介

アホウドリなどの大型の海鳥は、海面上の低い風速から高度があがるにつれて風速が増加する水平風の速度勾配を利用して、抗力などにより失われたエネルギを補い、長時間羽ばたき運動をしないで滑空飛行するのを“ダイナミックソアリング”と言う。この滑空飛行特性を解明する。

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