平成26年度卒業研究内容


大 学 院  


 風車の空力特性に関する研究

佐 藤 拓 朗

大型の風車は、翼の半径が大きく、翼の自重や突風に対して変形しやすくなる。翼の変形による空気力の変化や効率の低下が起こる。変形を考慮した風車の翼の空力特性を解明する。


柔軟構造の翼の空力特性に関する研究

佐 々 木 一 馬

柔軟な構造で作られている翼は、自重や空気力により容易に翼型の変形や翼の変位が起こる。この変形や変位が翼の空力特性にどのように影響するかについての計算方法の開発や実験を行う。


学 部


 ヘリコプタの宙返り飛行に関する研究

長 谷 川 亮 太

ヘリコプタの運動方程式を導出し、宙返り飛行を解析する。宙返り飛行における回転運動による遠心力や円形の飛行経路に沿うための操舵角やパワなどの関係を求め、操縦理論を確立する。


 竹トンボの飛行に関する研究

東  柱 司

竹とんぼとは、古来より伝わる日本の伝統玩具である。しかしながら、未だ飛行特性は解明されていない。本研究では、竹とんぼの飛行が、ヘリコプタや風車のオートローテイション状態と同様であるので、回転翼により発達してきた理論を適用して工学的な立場から飛行特性を解明する。


 ダイナミックソアリングに関する研究

長 谷 川 千 華、前 田 裕 一 朗

アホウドリなどの大型の海鳥は、海面上の低い風速から高度があがるにつれて風速が増加する水平風の速度勾配を利用して、抗力などにより失われたエネルギを補い、長時間羽ばたき運動をしないで滑空飛行している。この飛行を“ダイナミックソアリング”と言う。ダイナミックソアリングの滑空・旋回の飛行特性を解明する。

 サッカーボールの空力・飛行特性に関する研究

市 場 正 顕、山 田 悠 人

サッカーボールは、無回転や回転数や角度により軌道が変化する。その回転数、角度がどのようにボールの軌道に及ぼす影響を運動方程式を導き出して解析し、ボールの空力・飛行特性を解明する。

 


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